『データで考える熊本市の都市政策2023』について
情報化社会の到来と共に、様々な職域、職業、業務で情報活用能力が問われるようになりました。本市においても、エビデンスに基づいた政策立案が求められています。そのような状況を鑑みまして、熊本市都市政策研究所では『データで考える熊本市の都市政策2023』を刊行いたしました。
本書では、本市の各種データについて、第1編「都市の本質」で9項目21データ、第2編「都市の生活」で13項目30データ、第3編「都市の産業」で6項目20データ、合計71のデータを取り上げました。それぞれのグラフは、「R」(ランキング)により政令指定都市中での本市の位置を示したもの、「T」(トレンド)により経年変化を他の政令指定都市と比較したもの、「P」(プロファイリング)によりデータを類型化し、分析したもの等があります。こうした様々な手法によってデータを読み、本市の特徴を捉えている点が、本書の特色となっています。
本書を、EBPM推進に向けた現状把握のためのデータとして、あるいは今後の政策発想の素として、多くの本市職員や市民の皆様にご活用いただけると幸いです。