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熊本市の感染症発生情報

最終更新日:2023年11月24日
健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課TEL:096-364-3189096-364-3189 FAX:096-371-5172 メール kansenshoutaisaku@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る

手を洗いましょう の画像

インフルエンザや感染性胃腸炎などの感染症の熊本市での発生状況をお伝えします。(新型コロナウイルス感染症についてのお問い合わせは、新型コロナウイルス感染症対策課096-364-3311までお願いいたします。)

週報(毎週金曜日更新)

 

点滅HP用今週の発生動向速報・疾病別グラフ(PDF)速報等のバックナンバーは下の方にあります 


  • NEWHP用点滅感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎)について(46週)

     花赤ウイルス性胃腸炎とは
  • ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどのウイルス感染で起こる胃腸炎です。
  • 症状・流行期はウイルスによって異なります。
  • ・感染経路…(1)経口感染:汚染された食品を食べることによる感染。
  •       (2)接触感染:病原体が付着した手で口に触れることによる感染。
  • <ノロウイルスによる胃腸炎

    主に吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛がみられ、小児ではおう吐、成人では下痢が多いです。

    流行期は11月~3月です。
  • ロタウイルスによる胃腸炎

    主におう吐、下痢、発熱がみられ、乳児ではけいれんを起こすこともあります。

    流行期は3月~5月です。
  • ※アデノウイルスは年間を通してみられます。
  • 花青かかったらどうすればいいの?
  • ・特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法がおこなわれます。
  • ・乳幼児や高齢者では、下痢などによる脱水症状をおこすことがありますので、早めに医療機関を受診しましょう。
  • 特に高齢者では、吐物が気管に入り誤えん性肺炎をおこすことがあるため、様子の変化に注意しましょう。
  • 花赤予防法は?
  • ・帰宅時や調理前、食事の前、トイレの後などに、流水と石けんでよく手を洗いましょう。
  • ・ノロウイルス、ロタウイルスともにアルコール消毒はあまり効き目がないので、汚染された衣類や床などは、次亜塩素酸ナトリウムや
  • 熱湯等でしっかり消毒しましょう。また、二次感染を防ぐために便や吐物の処理は、使い捨て手袋やマスクを着用して行いましょう。
  •  
矢印厚生労働省ホームページ ノロウイルスに関するQ&A新しいウインドウで(外部リンク)
矢印厚生労働省ホームページ ロタウイルスに関するQ&A新しいウインドウで(外部リンク)

  • NEWHP用点滅咽頭結膜熱(プール熱)が警報レベルに達しました。(45週)

  • 花赤咽頭結膜熱(プール熱)とは
  •  アデノウイルスによる感染症で、感染力は非常に強いです。主に夏に流行し、6月頃から徐々に増加しはじめ、7~8月にピークとなります。             5歳以下の小児に多い病気であり、プールでの感染があることから「プール熱」とも呼ばれます。
  • ・症状…38℃~39℃の発熱、咽頭炎(のどの炎症・痛み)、結膜炎(眼の充血・目やに)を3主症状とし、その他リンパ節の腫れ、腹痛、下痢などが生じることがあります。
  • ・潜伏期間…約5~7日
  • ・感染経路…(1)飛沫感染:患者のくしゃみなどのしぶきを吸い込むことによる感染。
  •       (2)接触感染:ウイルスが付着した手や、タオルなど患者が触れたものを介した感染。
  •                (3)経口感染:ウイルスが口や目の中に入ることによる感染。
  • 花青かかったらどうすればいいの?
  • ・特別な治療法はありませんので、対症療法が中心になります。
  • ・のどの痛みで食事がとりづらい場合は、のどごしの良い食べやすいものを食べましょう。また、十分な水分摂取も大切です。
  • 花赤予防のポイント
  • ・アデノウイルスはアルコール消毒が効きにくいため、手洗い、うがいをこまめに行いましょう。
  • ・感染者との濃厚接触を避けましょう。
  • ・症状消失後も、約1か月は尿・便中からウイルスが排泄されるので、症状がなくなっても、排泄後の手洗い、排泄物の処理に注意しましょう。
  • ※出席停止について
  • 主要症状が消失した後2日を経過するまで出席停止とされている。ただし、病状により伝染の恐れがないと認められたときはこの限りではない。                         (学校保健安全法より)

  • NEWHP用点滅「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」が増加傾向にあります。(44週)

  • 花赤A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは
  •  A群レンサ球菌という細菌が、のど(上気道)に感染して発症する咽頭炎です。赤血球を壊す(溶血)毒素をもつ細菌による感染症のひとつで、主に学童期に多く、3歳以下の乳幼児や大人には比較的少ない病気です。
  • ▪感染経路  (1)飛沫感染…患者のくしゃみなどのしぶきを吸い込むことにより感染。
  •      (2)接触感染…細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる感染。
  • 主にヒトとヒトとの接触で感染しやすく、家庭での兄弟間や学校、幼稚園、保育園などの小児の集団生活施設内での感染も多いです。
  • ▪症状…2~5日の潜伏期間の後に、突然の発熱とだるさ、のどの痛み(咽頭発赤)で発症し、イチゴのような舌(写真参照)がみられたり、
  • 嘔吐を伴うことがあります。点状紅斑様、日焼け様の皮疹が全身に広がる猩紅熱や、リウマチ熱や糸球体腎炎などの合併症を起こすこともあります。  
  • ▪流行期……冬季及び春~初夏に多くみられます。
  • A群溶血性レンサ球菌咽頭炎HP用写真
  • 花青かかったらどうすればいいの?
  • ・抗菌剤による治療を行います。症状が改善しても、お薬は決められた期間きちんと飲むことが大事です。
  • ・のどの痛みがひどい場合は、食事は柔らかく薄味にするなど工夫しましょう。水分補給を心がけましょう。
  • 花赤予防のポイント
  • ・手洗い、咳エチケットを心掛ける
  • ・患者との濃厚接触を避ける

  • 矢印国立感染症研究所ホームページ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは新しいウインドウで(外部リンク)
  •   

ダニ媒介感染症に注意しましょう(43週)(季節的に要注意のため、バックナンバーをそのまま掲載しています。)



    全数報告疾患(毎週金曜日更新)

     

    全数報告疾患とは

     全数報告疾患は、感染症法で定められた1類~5類感染症のうち、診断したすべての医師が診断後直ちに報告する疾患の発生状況の集計です。

    全数報告疾患 発生状況

    2023年全数報告一覧(第46週)
    注意:記載データは速報性を重視してありますので今後の調査結果で若干変更が生じることがあります。
    新型コロナウイルス感染症の発生状況は下記のホームページをご覧ください。
    熊本市ホームページ 新型コロナウイルス感染症 熊本市での発生状況新しいウインドウで(内部リンク)
     

    過去の全数報告


    月報(毎月1回更新)

     

    月報とは

     「月報」は、月ごとに指定の医療機関(泌尿器科・婦人科・基幹病院)から報告される、以下の疾患についての発生状況の集計です。 

    報告の種類 

    疾患名 

    性感染症発生状況  

     性器クラミジア感染症

     性器ヘルペス感染症

     尖圭コンジローマ

     淋菌感染症 

    基幹定点報告 

     メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症

     ペニシリン耐性肺炎球菌感染症

     薬剤耐性緑膿菌感染症


    性感染症発生状況(泌尿器科・産婦人科)

    STD定点10月

     報告数は、市内6箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。

     STD(性感染症)に感染していると、性器に炎症や損傷がおこり(HIV)エイズにも感染が起こりやすくなるといわれています。

     

    基幹定点報告(薬剤耐性菌感染症)

    基幹定点10月

     報告数は、市内5箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。 

     

    過去の報告


     

    感染症発生動向調査とは

     今、どのような感染症が発生しているのか? また、どのくらいの患者がいるのかを把握するため、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づいて、医療機関の医師等の協力のもと、患者情報及び病原体の情報を収集・分析し、これらの情報を公表しています。

     この調査で把握する感染症には、全数を把握するものと、定点(届出医療機関)報告対象のものがあります。

     定点報告対象のものは、市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)から報告されます。

     「感染症週報・月報」では、これらの情報を週単位又は月単位で集計・分析した結果などを掲載します。

     

    市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)数

     定点種別

     週報/月報

     医療機関数

     小児科

    週報 

    16 

     インフルエンザ・COVID-19

    (小児科・内科)

    週報

    25

     眼科

    週報 

    5

     基幹

    週報・月報 

    5

    性感染症(STD)

    月報 

    6

     疑似症

     ー 

    5

     

    週報とは

     「週報」は、感染症法の5類定点報告疾患である下記の19疾患について、月曜から日曜まで1週間の患者数を、 指定の医療機関(小児科(16機関)・内科(9機関)・眼科(5機関)・基幹病院(5機関))に報告していただいて集計したものです。

    《5類定点報告疾患》

     インフルエンザ、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、伝染性紅斑、突発性発疹、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎、急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎、細菌性髄膜炎、無菌性髄膜炎、マイコプラズマ肺炎、クラミジア肺炎 、感染性胃腸炎(ロタウイルス)
      

    2023年報告週対応カレンダー

    週報の報告では、月曜日から日曜日を1週間として疾患の報告の集計をしています。
    国立感染症研究所 2023週対応表新しいウインドウで(外部リンク) 
     
    週対応表 2023年 (国立感染症研究所)

     

    2022年報告週対応カレンダー

    週報の報告では、月曜日から日曜日を1週間として疾患の報告の集計をしています。
    国立感染症研究所 2022年週対応表新しいウインドウで(外部リンク)
    週対応表 2022年(国立感染症研究所)

     

     
     

    医師・獣医師の方へ

    感染症法に基づき、医師・獣医師による届出が必要な場合があります。

    こちらの記事(内部リンク)もご参照ください。

     

    結核以外の感染症

    結核


    熊本県・国などのリンク集

    熊本県および全国の感染症発生情報は、下記リンク先で確認できます。
     

    熊本県の感染症発生情報

    熊本県ホームページ(外部リンク)

     

    全国の感染症発生情報

    厚生労働省ホームページ(外部リンク)


    国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(外部リンク)

     

    熊本市の感染症発生情報

    熊本市ホームページ(内部リンク)
     ・インフルエンザについて(総合対策)新しいウインドウで

    週報【バックナンバー平成26年(2014年)~】

     

    バックナンバー

    ◆平成26年(2014年)~現在までのバックナンバーは「熊本市感染症発生動向調査 週報・月報 バックナンバー」 新しいウインドウで(内部リンク)をご覧ください。
    このページに関する
    お問い合わせは
    健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課
    電話:096-364-3189096-364-3189
    ファックス:096-371-5172
    メール kansenshoutaisaku@city.kumamoto.lg.jp 
    (ID:4156)
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    [開庁時間]月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分(ただし、祝・休日、12月29日~翌年1月3日を除く)
    肥後椿
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